頭痛
頭痛は文字通り、頭が痛くなる症状のことです。
その原因については、様々な要因が考えられますが、そもそも特別な病気を持っているわけでもないのにかかわらず、頭痛が繰り返し起こってしまう「一次性頭痛」、何かしらの病気が発端で起こっている「二次性頭痛」の2種類に分けることができます。
主な一時性頭痛の種類と症状については、以下のとおりです。
1、緊張型頭痛
最も多く起こる一時性頭痛です。精神的ストレスや長時間に渡るデスクワークなどを、同じ姿勢を続けたことによって首周辺の血流が収縮し滞ってしまうことで起こります。
2、偏頭痛
緊張性頭痛の次に起こる頭痛です。ズキズキと脈打つような強い痛みで、光や音に敏感になったり吐き気などを伴うこともあります。 起こる原因としてはまだはっきりと解明されておりません。現状では、頭蓋骨の中の血管が拡張し、何かしらの炎症を起こすためと考えられています。
3、群発頭痛
「目がえぐられるような」激しい痛みが起こる頭痛です。一旦症状が出始めるとそこから1~2ヶ月間、毎日のように同じ時刻に頭痛が起こります。患者の多くは男性ですが、患者数も10万人あたり56人から401人程度で、患者自体少ないので、頭痛のタイプの中ではレアなタイプです。
4、緊張型・偏頭痛混合
上記のうちの緊張型頭痛と偏頭痛の症状の両方が出るタイプの頭痛です。
どのタイプにおいても、身体を安静にすることが大切です。特に偏頭痛と群発頭痛、その両方が起こる混合型の頭痛が起こった場合は、傷む部分を冷やしたり、室内を暗くし横になるようにするとよいでしょう。