めまい
めまいは、症状が出た時の症状と原因で、3つに分けることができます。
1、回転性めまい
視界がぐるぐる回っているように感じられるめまい
回転性めまいは、頭が回転する時の速さと方向を感知する働きがある三半規管内内で、リンパ液の動きを感知する異常によって起こります。
2、浮動性めまい
自分がフワフワ浮いているように感じられるめまい
浮動性めまいは、脳、特に脳へつながる血管の硬化による血流の低下によって起こります。脳にかけての動脈は重力に逆らって流れていくため、血管が硬くなることによって血管がポンプとして十分に機能しなくなると、新鮮な血液が脳に回らなくなってしまうためです。
3、立ちくらみ性のめまい
立ち上がった時にフラッときたり、視界が暗くなり、失神することもあるめまい
主に座っている状態から、起立した際に起こる低血圧現象が原因です。起立性低血圧とも言います。疲労やストレス、また睡眠不足によって起こります。
どのタイプのストレスにおいても、めまいを発生させる原因になります。
めまいの治療法について、主に以下の治療法が取られます。
抗めまい・循環改善薬の服用
内耳や脳に送られる血流を増やしてめまいを改善します。血流が充分に行き届かないことで身体のバランス機能が低下して、リンパ液循環が悪くなることで発生する内耳のむくみを緩和していきます。
吐き気止め
めまいに伴って出るか吐き気を止めます。薬を飲むことが難しい場合は、点滴や注射を行います。
抗不安薬
めまいが起こることで感じ悪循環を防ぎます。
浸透圧利尿薬
内耳の中を満たしているリンパ液が過剰になることで起こる内耳のむくみが原因で起こるめまいですが、そのうち耳にかかる内圧を下げて、症状を防ぎます。
ステロイド薬
神経の炎症がある場合や、めまいに伴った難聴がある場合に、服用します。
ビタミンB12
ビタミンB12には傷ついた神経を修復する働きがあり、神経の働きを正常に保つことができます。