ワクチン予防接種について

      • ワクチン・予防接種

予防接種は、病気に対して早い段階で免疫をつけさせることが目標です。
ですので、接種が可能な年齢・月齢になったらできるだけ早めに予防接種を受けていただくことが望ましいです。
また予防接種の副作用は、小さい乳幼児の方が大きくなった子供より少ないものなのです。
副作用が心配な場合は遠慮なくご相談ください。

【予防接種実施時間】
「月・火・木・金」
午前9時~12時30分 午後15時~18時30分
「水・土」
午前9時~12時30分
※予防接種のご予約は、耳鼻科の枠でお取りください。
※診察券をお持ちでないお子様の場合は、予約ができませんので、直接受付にお越しください。
※コロナ対策もきちんと行っておりますので、安心してお越しください!

予防接種を遅らせないできちんと行いましょう!

予防接種や乳幼児健診は、お子さまの健やかな成長のために一番必要な時期に受けていただくよう、国が決めており、費用を負担しています。

特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫獲得が遅れ、重い感染症になるリスクが高まります。

コロナが不安だとは思いますが、コロナ以上に恐ろしい感染症もございますので、予防接種と乳幼児健診は、遅らせずに、予定どおり受けましょう。

なぜ、予防接種や乳幼児健診を遅らせない方がよいの?

予防接種のタイミングは、感染症にかかりやすい年齢などをもとに決められています。

特に、生後2か月から予防接種を受け始めることは、お母さんからもらった免疫が減っていくときに、赤ちゃんがかかりやすい感染症(百日せき、細菌性髄膜炎など)から赤ちゃんを守るために、とても大切です。

乳幼児健診は、子どもの健康状態を定期的に確認し、相談する大切な機会です。
適切な時期にきちんと乳幼児健診を受け、育児で分からないことがあれば、遠慮せずに当院のドクターに相談しましょう。

予防接種を受ける時期について

予防接種は種類が多く、また受けるタイミング、受けてはいけない時期など、少し複雑です。西東京市では予防接種のスケジュールを自動で作成してくれる「ワクチンマネージャー」というインターネットサービスを無料で提供しています。(スマホ用アプリもあります。)

ワクチンマネージャーではお子様の予防接種スケジュールを作成できるだけではなく、お近くの医療機関の検索や接種時期が近付 いてきた際のメールお知らせなどの便利な機能もありますので、ぜひご利用ください。

ワクチンマネージャー(西東京市市役所ホームページ)

https://nishitokyo.city-hc.jp/

 

当クリニックで実施している予防接種の一覧

当クリニックで接種できるもの

公費(無料)で接種できるもの





接種を勧める月齢・年齢
(標準的な接種年齢)
【下段:無料で受けられる年齢
(対象年齢)】
接種方法と回数








(ジフテリア・百日咳・ポリオ•破傷風•hib

Ⅰ期
初回
生後2ヶ月~7ヶ月
<生後2ヶ月~7歳6ヶ月未満>
20日~56日の間隔で3回
Ⅰ期
追加
初回接種後6ヶ月~18ヶ月
<生後2ヶ月~7歳6ヶ月未満)>
初回接種後6ヶ月以上の間隔をあけて1回








(ジフテリア・百日咳・ポリオ•破傷風)

Ⅰ期
初回
生後2ヶ月~12ヶ月
<生後2ヶ月~7歳6ヶ月未満>
21日~56日の間隔で3回
Ⅰ期
追加
初回接種後12ヶ月~18ヶ月
<生後2ヶ月~7歳6ヶ月未満)>
1回
二種混合(DT)
(ジフテリア・
破傷風)
Ⅱ期 11歳
<11歳~13歳未満>
1回
麻しん風しん混合(MR) Ⅰ期 1歳~2歳未満
<1歳~2歳未満>
1回
Ⅱ期 小学校入学前年度の1年間
<小学校入学前年度の1年間>
1回
日本脳炎 Ⅰ期
初回
<生後6ヶ月~7歳6ヶ月未満)>
(通常は3歳から)
7日~28日の間隔で2回
Ⅰ期
追加
Ⅰ期初回終了後おおむね1年
(11~13ヶ月)あける
Ⅱ期 9歳
<9歳~13歳未満>
1回
不活化ポリオ
(要予約)
Ⅰ期
初回
生後3ヶ月~ 21~56日の間隔で3回
Ⅰ期追加 3回目接種後、6ヶ月以上あける 1回
水ぼうそう 1歳以上で麻しん風しん混合ワクチン接種時 2回
(2回目は1回目接種後、3か月後以降)
予防接種名 対象年齢 接種方法と回数
インフルエンザ桿菌b型
(Hibワクチン)
生後2ヶ月~4歳 生後2ヶ月~6ヶ月の接種開始の場合
(生涯接種回数4回)
・初回:4~8 週間の間隔で3回
・追加:初回終了後、7~13か月あける
 
生後7ヶ月~11ヶ月の接種開始の場合
(生涯接種回数3回)
・初回:4~8週間の間隔で2回
・追加:初回終了後、7~13か月あける
 
1歳~4歳の接種開始の場合
(生涯接種回数1回)
小児用肺炎球菌
(プレベナーワクチン)
生後2ヶ月~9歳
(無料接種は4歳まで)
生後2ヶ月~6ヶ月の接種開始の場合
(生涯接種回数4回)
・初回:27日間以上の間隔で3回
・追加:3 回目接種後60日間以上の間隔で1回
(生後12~15ヶ月)
 
生後7ヶ月~11ヶ月の接種開始の場合
(生涯接種回数3回)
・初回:27日間以上の間隔で2回
・追加:2回目接種後60日間以上の間隔で1回
(生後12ヶ月後)
 
1歳の接種開始の場合
(生涯接種回数2回)
・初回:60日間以上の間隔で2回
 
2歳~9歳の接種開始の場合
(生涯接種回数1回)
・1回
B型肝炎
(2016年10月より)
生後2か月~12か月未満の方のみ
(平成28年4月1日生まれ以降の方)
 
ロタテック 生後6週~32週 28日以上あけて3回
子宮頸がんワクチン(シルガード9(9価)) 小学6年生〜高校1年生相当の女性
および
キャッチアップ(平成9年4月2日生まれ~平成20年4月1日の方)

【接種開始時が15歳未満】
①初回接種
②6カ月以上経過後に2回目接種【接種開始時が15歳以上】
①初回接種
②2ヶ月経過後に2回目接種
③2回目接種から3ヶ月経過し、初回接種から6ヶ月以降に3回目接種

有料で接種できるもの

予防接種名 対象年齢 接種方法と回数 費用
おたふくかぜ 年齢1歳以上 2回 1歳以上で2歳の誕生日前日まで一部公費負担で自己負担3,100円
 
1回目から2~3年あけて2回目5,950円
インフルエンザ 生後6ヶ月以上の全年齢 6ヶ月以上、13歳未満:2~4週間あけて毎年2回接種
13歳以上:1回もしくは1~4週間あけて2回接種
6ヶ月以上3歳未満
1回目:3,300円
2回目:2,800円
 
3歳以上13歳未満
1回目:3,800円
2回目:3,300円
 
13歳以上
3,800円/回
B型肝炎 2016年9月30日以前に生まれた方 生涯接種回数3回
初回
2回目:初回から4週後
3回目:初回から20~24週後
6,000円(9歳まで)
6,300円(10歳以上)
(2016年10月以降、生後2か月~1歳未満は公費)
帯状疱疹(シングリックス) 50歳以上 2回(2回目は1回目から2ヵ月後) 1回22,000円(合計44,000円)
高齢者の肺炎球菌 65歳以上 前回接種より5年経過していること 5年おきに1回 8,090円

※いずれも税込の費用です。

※補助が出るもの:高齢者の肺炎球菌(※市の補助は1回限りとなります。65歳から5歳刻みの年に補助は使えます。市から届く用紙をお持ちください。)

予防接種についてのご不明点は、お気軽に受診の際に院長にご相談ください。