鼻のお悩みについて
生活の質が
低下してしまわないよう
鼻のトラブルは
早めに改善しましょう
鼻はにおいや香りを感じるほかにも、私たちが吸い込んだ空気のフィルターとしての大切な役割を持つ器官です。外界の空気には、ウイルスやホコリなどが含まれており、鼻腔でこうした異物が除去されたうえで体内に運ばれます。常に外気に接していることから、トラブルが起こりやすい器官でもあります。症状が続くと、生活の質にも関わってくるため、早期にご相談ください。
Trouble
このような場合はご相談ください
- くしゃみが止まらない
- 鼻水が喉のほうに落ちる
- 鼻づまりに悩まされている
- 頬や眉間に痛みがある
- 鼻水が出て困る
- においがよくわからない
- ネバネバした鼻水が出る
- 鼻の奥に痛みを感じる
- よく鼻血を出す
- 頬や額が痛い
- 鼻から異臭を感じる
- いびきがひどい
Bスポット治療
鼻と耳をつなぐスポットの炎症を抑え
不快な鼻の症状改善につなげます
当院ではBスポット治療(上咽頭擦過療法)を導入しており、鼻のお悩み改善に役立てています。Bスポットとは、鼻の奥にある上咽頭を指し、この部分に炎症を抑える薬を直接塗り込む治療法です。上咽頭には自律神経が密集しており、炎症を抑えることで、鼻水が喉のほうに落ちてくる後鼻漏(こうびろう)、慢性副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎に伴う不快な症状の改善を目指します。
花粉症・アレルギー性鼻炎の治療
鼻炎に悩む患者様に
先進的な治療を提供しています
舌下免疫療法
アレルギーの原因物質を、毎日少しずつ体内に取り入れて体を慣らし、根本的な症状の改善、根治を目指す治療法です。およそ8割の人に症状の改善が見られ、2割程度の人は根治の可能性も期待できます。こうした効果を得るためには、最低でも3年間の治療継続が必要です。
トリクロール酢酸
アレルギー反応により腫れた鼻の粘膜に、トリクロール酢酸という薬剤を綿棒で塗布する治療法です。薬剤の作用で粘膜のたんぱく質が変性して、アレルギー反応が起こりにくくなります。鼻づまりには約70%、鼻水は約60%、くしゃみは約50%の改善がみられ、効果は通常半年〜1年ほど持続します。
レーザー治療
鼻の粘膜にレーザーを当てて変性させることで、アレルギー反応を起こりにくくする治療法です。70〜80%の人に、鼻水や鼻づまり、くしゃみなどの症状の改善が見られ、とりわけ鼻づまりに高い効果が期待できます。治療の効果は通常1〜2年ほど持続します。
主な検査
ファイバーカメラ
先端にカメラが付いた直径3〜4mmほどの細くやわらかい管を鼻腔に入れ、鼻の奥の状態をモニターに映して詳細に観察できます。
血液検査
血液を調べることで、アレルギーの原因物質に反応する抗体のタイプや量がわかり、アレルギーの有無の確認、原因物質の特定が可能です。
ドロップスクリーン
注射器を使うことなく、指先からのわずか1滴の血液採取により、41種類のアレルギーの有無や程度を同時に調べられる検査です。
副鼻腔CT
鼻の周りにある副鼻腔の内部の状態や骨の構造を断層撮影します。病変を立体的に把握することで、より適切な治療の提供に役立ちます。
代表的な疾患
慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
鼻の周りにある副鼻腔と呼ばれる空洞に、ウイルスや細菌が感染して長期間にわたって炎症を起こしている状態です。ネバネバした鼻水、鼻づまりなどが典型的な症状で、顔面の痛み、頭痛や歯痛などを伴うケースも少なくありません。アレルギー性鼻炎や鼻中隔弯曲症などがあると、繰り返し発症しやすくなります。
急性副鼻腔炎
風邪などをきっかけに、鼻の奥にある空洞(副鼻腔)にウイルスや細菌が感染している状態です。典型的な症状は、粘り気のある黄色や緑色の鼻水、鼻づまり、鼻水が喉のほうに落ちる後鼻漏などです。目の奥、頬や額、歯の痛み、頭痛、さらに、においがわかりにくい嗅覚低下を伴うこともあります。
鼻中隔弯曲症
鼻中隔(びちゅうかく)は、鼻の穴を左右に仕切っている壁です。この壁が生まれつき、または後天的な要因で強く曲がっている状態が鼻中隔弯曲症です。慢性的な鼻づまりを引き起こし、口呼吸やいびき、睡眠の質の低下などを招きやすくなります。
血管運動性鼻炎
「寒暖差アレルギー」とも呼ばれ、寒暖差やストレスなどの刺激によって、鼻の粘膜の血管が過剰に反応して起こる鼻炎です。精神的なストレスや疲労により、鼻の粘膜の血流をコントロールする自律神経のバランスが乱れることで発症します。
嗅覚障害
においを感じない、においがよくわからない、普段とは違うにおいを感じるなど、嗅覚に関する症状全般を指します。副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎によって、においを感じる部分まで空気が届かなくなっているケースが最も多く、風邪のウイルスが嗅覚神経にダメージを与えている場合もあります。
鼻出血
いわゆる「鼻血」のことです。鼻の内部の粘膜が傷ついて出血している状態で、鼻の穴の入り口付近にある「キーゼルバッハ部位」と呼ばれる場所から出血しているケースがほとんどです。15分以上圧迫しても出血が止まらない、出血量が多い、頻繁に繰り返すといった場合は、受診をおすすめします。
鼻骨骨折
転倒や衝突、スポーツなどのケガによって、鼻のつけ根にある鼻骨が折れている状態です。激しい鼻血、強い痛みや腫れ、鼻筋の曲がりやへこみなどの変形を伴います。診断には、CT検査などが必要となるため、速やかに耳鼻咽喉科を受診してください。