来春の花粉症対策は今から|舌下免疫療法(シダキュア)を始めるなら年内がおすすめな理由|西東京市の耳鼻咽喉科・小児科・内科・皮膚科|安部医院

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来春の花粉症対策は今から|舌下免疫療法(シダキュア)を始めるなら年内がおすすめな理由

「毎年春になると鼻水・くしゃみ・目のかゆみがつらい」「薬を飲むと眠くなるのに、あまり効かない」――そんなスギ花粉症のお悩みに対して、体質そのものに働きかける治療が舌下免疫療法(シダキュア)です。

ただし、この治療には「始められる時期」が決まっているという大切なポイントがあります。来春の花粉シーズンに向けて治療を検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

舌下免疫療法とはどんな治療?

舌下免疫療法は、花粉症の原因物質(アレルゲン)を含むお薬を毎日少量ずつ舌の下に置いて吸収させ、体を少しずつアレルゲンに慣らしていく治療法です。スギ花粉症には「シダキュア」という錠剤を使用し、保険診療で受けられます。

抗アレルギー薬や点鼻薬が「出ている症状を抑える」治療であるのに対し、舌下免疫療法はアレルギー反応そのものを起こりにくくすることを目指す治療です。そのため、花粉症の「根本的な治療」とも呼ばれています。

期待できる効果

  • 鼻水・くしゃみ・鼻づまり・目のかゆみなどの症状が軽くなる
  • 花粉シーズン中に使うお薬の量を減らせる
  • 数年間続けることで、治療終了後も効果が長く続くことが期待できる

効果の出方には個人差がありますが、当院でシダキュア治療中の約1000名の患者様のうち、9割近くの方が効果を実感されています。

なぜ「年内に始める」のがおすすめなの?

ポイント

スギ花粉が飛んでいる時期(例年1月〜5月頃)は、舌下免疫療法を新しく始めることができません。

花粉が飛んでいる時期は体がアレルギー反応を起こしやすい状態にあり、この時期に治療を始めると副作用が出やすくなります。そのため、シダキュアの治療開始は花粉が飛んでいない時期に限られます。

また、舌下免疫療法は飲み始めてすぐに効果が出る治療ではありません。体が慣れるまでには一定の期間が必要なため、花粉シーズンまでにできるだけ長く服用しておくことが、最初のシーズンから効果を感じるためのポイントです。

6月〜12月

開始が可能な時期。
花粉シーズンまでに数か月の服用期間を確保できます

花粉飛散期(1月〜5月頃)

新たに治療を開始できません
(すでに服用中の方は継続できます)

「今年こそ花粉症をなんとかしたい」と思っても、春になってからでは翌シーズン前まで待つことになります。来春に備えるなら、年内の開始がおすすめです。

どんな人に向いている?対象年齢は?

次のような方は、舌下免疫療法を検討する価値があります。

  • 毎年スギ花粉症の症状がつらく、仕事・勉強・家事に支障が出ている
  • 抗アレルギー薬で眠気が出る、または効果が不十分
  • 受験や大切な行事が春にあり、花粉症の影響を減らしたい
  • 将来的に花粉症のお薬を減らしたい
  • お子様の花粉症が年々ひどくなってきている

当院では5歳から治療を受けていただけます。お子様と保護者の方が親子で一緒に治療を始めるケースも多く、毎日の服用を家族の習慣にしやすいのもメリットです。

治療を受けられない・慎重な判断が必要な場合

重い気管支喘息がある方、妊娠中の方、一部の持病やお薬を服用中の方などは、治療を受けられない、または慎重な判断が必要な場合があります。診察時に医師が確認いたしますので、お薬手帳をお持ちください。

治療開始までの流れ

STEP1 診察・アレルギー検査

治療を始めるには、1年以内のアレルギー検査でスギ花粉症と確認されていることが必要です。検査がお済みでない方は当院で検査を行います。他院で検査済みの方は、検査結果を必ずお持ちください。

STEP2 初回服用(院内)

初回は院内でお薬を服用していただき、服用後30分間、体調に変化がないかを確認します。お時間に余裕をもってご来院ください。

STEP3 ご自宅で毎日服用

1日1回、錠剤を舌の下に置き、溶けるまで保持してから飲み込みます。服用後5分間はうがいや飲食を控え、服用の前後2時間程度は激しい運動・入浴・飲酒を避けていただきます。

STEP4 定期的な通院

定期的に受診いただき、効果や副作用を確認しながらお薬を処方します。十分な効果を得るには3〜5年程度の継続が推奨されています。

安部医院の舌下免疫療法の特徴

約1000名の治療実績

当院では多くの患者様がシダキュアによる治療を続けています。豊富な実績をもとに、服用時の注意点や副作用への対応まで丁寧にご説明します。

注射を使わないアレルギー検査「ドロップスクリーン」

治療前に必要なアレルギー検査は、指先からのわずかな採血で行えるドロップスクリーンに対応しています。注射器を使わないため痛みが少なく、注射が苦手なお子様や大人の方でも安心です。結果は当日ご説明できます。

耳鼻咽喉科と小児科の両面から診療

当院の常勤医師は全員が小児科研修を修了しています。お子様の花粉症も、鼻の状態を詳しく診る耳鼻咽喉科の視点と、全身の体調や成長を診る小児科の視点の両方から診療します。

長く続けやすい通院環境

西武柳沢駅から徒歩1分、駐車場8台。WEB予約に対応しているため、数年にわたる治療でも無理なく通院いただけます。

よくあるご質問

Q. 今から始めても、来春の花粉シーズンに効果はありますか?

A. 効果の出方には個人差がありますが、花粉シーズンまでの服用期間を長く確保できるほど、最初のシーズンから効果を感じやすくなります。2年目、3年目と続けるほど効果が安定しやすい治療です。

Q. 副作用はありますか?

A. 口の中のかゆみや腫れ、のどの違和感などが、特に飲み始めの時期にみられることがあります。多くは軽い症状ですが、まれに強いアレルギー反応が起こる可能性もあるため、初回は院内で服用し経過を確認します。気になる症状があれば、すぐにご相談ください。

Q. 花粉症のお薬と一緒に使えますか?

A. はい。花粉シーズン中に症状が出た場合は、抗アレルギー薬や点鼻薬などを併用できます。

Q. ダニアレルギーの舌下免疫療法も受けられますか?

A. ダニによるアレルギー性鼻炎にも舌下免疫療法(ミティキュア)があり、こちらは季節を問わず開始できます。スギとダニの両方にアレルギーがある方は、診察時にご相談ください。

Q. 子どもが毎日続けられるか心配です。

A. 「毎朝、朝ごはんの前に」など、毎日のルーティンに組み込むと続けやすくなります。保護者の方も一緒に治療を始め、親子で習慣にされるご家庭も多くいらっしゃいます。

来春の花粉症対策は、今から始めましょう

舌下免疫療法をご希望の方は、まずは診察・アレルギー検査からご相談ください。

安部医院(耳鼻咽喉科・小児科・内科・皮膚科)
東京都西東京市保谷町3-24-2/西武柳沢駅徒歩1分/駐車場8台
TEL:042-461-0781

関連ページ:アレルギーについて/鼻のお悩み

執筆者

安部医院 院長
安部 浩一

資格・所属学会

  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会東京都地方部会 代議員
  • 北多摩耳鼻咽喉科学会 常任理事